ドリームチームの神話が崩れた ”NBAスター”の構成になったと、論争。
米国オリンピックバスケットボール代表チームの試合で今大会初のタイムアウトが出たと議論が起きている。
序盤4試合を軽く勝った米国代表チームは去る5日に開かれたリトアニア戦で最大の危機を迎えた。最初から相手ディフェンスのプレッシャーに詰まって薄氷の勝負を継続し、米国は最後の5分で82-84と逆転された。
慌てた “コーチK”マイクシュセフスキ監督はドリームチームの歴史に残るタイムアウトを請求した。
1992年スペインのバルセロナ大会で一回のタイムアウトもなく、6戦全勝で優勝した1期ドリームチームを覚えていたバスケットボールのファンは深いため息をついた。
この作戦タイムのおかげか、アメリカではレブロン·ジェームズ（マイアミ·ヒート）の終盤に追い込む活躍に支えられ99-94で辛勝をおさめた。
5連勝を走って無敗記録を続けたがファンはドリームチームの歴史に大きな傷が残ったと評価した。大会前、マイケル·ジョーダンとコービー·ブライアント（LAレイカーズ）から触発された新 – 旧ドリームチームの優劣論争は、この象徴的なタイムアウトが原因で’1992ドリームチーム優勢 “に重心が傾く雰囲気だ。
米メディアはドリームチームの “拙戦”が慢心から出たと叱咤している。シュセフスキ監督は、この前のナイジェリア戦で156-73で大勝を収め練習をキャンセルした。ブライアントはリトアニア戦の前にロジャーフェデラーとフアンマルティン·デルポトロのテニス男子シングルス4回戦を観戦した。
AP通信は “ドリームチーム、退く時が来たのか”というタイトルの記事で “最善を尽くさなくても、米国は金メダルを取るだろう。結果があまりに明らかで感動もないだろう。しかし、五輪はそれ以上のものでなければならない”としドリームチームの存在意義について疑問符を投げかけた。