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1995ユニバーシアード


TOPユニバーシアード

福岡ユニバーシアード
【期間】福岡ユニバーシアードは1995年8月23日~9月3日に行われた。

【会場】バスケットボール競技は福岡国際センターをメイン会場とし、九電記念体育館・南区体育館・早良区体育館・東区体育館・宗像市体育館で行なわれた。 福岡大会のスローガンは、「スポーツはかるく国境を越える」
男子
金メダル 銀メダル 銅メダル 4位
アメリカ 日本 カナダ チェコ
女子
金メダル 銀メダル 銅メダル 4位
イタリア アメリカ 日本 ロシア

ユニバーシアード は一七歳以上二八歳までの学生(卒業後二年以内の者を含む)が参加して開催される大会であり、学生のオリンピックと言われる。

この大会でバスケットボール男子日本代表は銀メダルの快挙を成し遂げた。 長谷川 誠はこの大会の得点王に輝いている。 日本バスケットボール界が最も世界に接近した大会と言える。 当時のユニバーシアード日本代表メンバーはタレント揃いで豪華な顔ぶれであり、インカレの決勝戦が地上波放送されるなど大学バスケットボールが盛り上がった。後の日本バスケットボール界を牽引した選手達である。 決勝ではアメリカに大敗したものの、アメリカ代表選手も後にNBAを席巻するビッグネームが多く含まれている大会だった。 アレン・アイバーソン、レイ・アレン、ティム・ダンカンetc
チャールズ・オバノンはNBAでプレーした後に、来日して日本でプレーしている。

銀メダルに輝いた全日本男子チームが大きく扱われているが、女子チームもこの大会で銅メダルを獲得している。
男子の詳細は、福岡ユニバーシアード男子
女子の詳細は、福岡ユニバーシアード女子 を参照してください。
男子

【男子決勝】 日本81-141アメリカ
日本男子銀メダル獲得
ユニバーシアード日本代表 アメリカ代表
4 長谷川 誠 C.アトキンス
5 古田悟 J.ハーザ
6 羽賀篤史 A.アイバーソン
7 天野佳彦 K.キトルズ
8 赤穂真 R.アレン
9 関口聡史 C.オバノン
10 北卓也 A.クロスヒア
11 南山真 B.エバンス
12 富永啓之 J.ローソン
13 高橋マイケル O.ハリントン
14 脇将典 T.ダンカン
15 佐古賢一 L.ライト

【準決勝】 日本90-73チェコ
【2次予選ラウンド】
日本はグループE グループ1位で決勝トーナメント進出
8月29日 日本89-68アイルランド
8月30日 日本98-93カナダ

【1次予選ラウンド】
日本は3勝0敗Aグループ1位
8月24日 日本99-50香港
8月26日 日本79-77クロアチア
8月28日 日本104-71UAE
女子

3位決定戦でロシアに勝利し、日本女子は銅メダルを獲得
福岡ユニバーシアード日本
【女子3位決定戦】
日本86-71ロシア
【準決勝】
8月31日 日本62-68イタリア
【2次予選】
8月29日 日本64-108アメリカ
8月30日 日本80-73韓国
【1次予選】
日本はグループA 2勝1敗グループ2位で2次予選進出
8月24日 日本98-44ペルー
8月26日 日本61-68ポルトガル
8月28日 日本80-73ユーゴスラビア
番号 選手名 得点 身長 経歴・所属
4* 上田 聖子 14 180 46年12月25日生 愛知学泉大学-積水化学(株)
5* 佐藤みゆき 12 171 46年5月22日生 愛知学泉大学-日本電装(株)
6 鈴木 晶子 0 174 48年5月20日生 樟蔭東女子短期大学-日本興業銀行
7* 三澤 美保 6 177 47年11月29日生 愛知学泉大学-日本電装(株)
8 高井亜希子 7 180 47年5月5日生 愛知学泉大学-日本航空(株)
9 治田 理知(はるたりさと) 7 180 48年2月10日生 日本体育大学-日本航空(株)
10* 大濱 香織 7 166 48年8月12日生 樟蔭東女子短期大学-ジャルプランニング
11 松野美佐子 2 174 49年7月8日生 愛知学泉大学3年
12* 仲谷奈恵美 11 171 49年7月20日生 樟蔭東女子短期大学-ユニチカ
13 窪田夕子 5 170 45年12月8日生 新居浜商業高-シャンソン化粧品-大阪体育大学1年
14 斎藤 裕美 – 179 50年8月3日生 日本体育大学2年
15 渡辺貴子 15 176 50年8月21日生 愛知学泉大学2年
ちょっと寄り道

女子日本代表渡辺貴子選手は、JBL渡邉拓馬選手の姉
大会マスコットである”カバブー”はムーミンにチョット似ている愛くるしいキャラクター。
大会マスコット以外にも福岡市の一日水道局長など数多くの重要な任務を果たした。