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準決勝 日本対中国
準決勝第1試合8月27日17:30~
会場の中高生達が騒ぎ出したので芸能人でも来たのかと思ったら、JXサンフラワーズの選手達が応援に駆け付けていました。 | |
決勝進出を掛けた大一番。スタートは日本#5高田・#7三谷・#10渡嘉敷来夢・#12吉田・#13大神雄子。中国#4ヤン・#7趙・#8ミャオ・#9グァン・#15チェン | |
第1ピリオドは中国の高さにことごとくやられ、瞬く間に点差が開く。ベンチも沈み込み余りにもムードが悪い。第1ピリオドは21-8と完全に出足でつまずいてしまった。第2ピリオドは中国17-13日本とスコアではそれ程差は無いが、やはり中国ペース。 | |
この後の準決勝第2試合で韓国と戦うタイペイの選手が観戦に。タイペイ#7ラン選手,普段はメガネを掛けてるんですね。 | |
ハーフタイムには宮城・女川の子供たちが場内アナウンスで紹介されました。3月のミニバス全国大会に出場するはずだったが東北大震災の影響で大会中止となり、震災の影響で修学旅行も中止となってしまったそうです。それを知った大神選手が自費で招待したそうです。楽しそうにそして一生懸命に応援していました。修学旅行とはまた違った素晴らしい思い出が出来たのではないでしょうか。 | |
日本は後半に入りオールコートゾーンプレスを仕掛け必死に追い回す。しかしなかなか点差は縮まらず時間は無情に過ぎて行く。日本は最後まで諦めず鬼気迫る気迫でプレスを掛け続けたが無念のタイムアップ。中国#8ミャオ選手にやられた、プレスにも落ち着いて対処しボールを運び嫌なところでキッチリとシュートを決めてくる。第3ピリオド中国22-21日本、第4ピリオド中国16-20日本 | |
ミックスルームと言われる取材エリアを通り控室へ戻る。ここでメディアのインタビューや取材を受ける訳ですが、この狭い空間に勝者と敗者が混在するのですから、考えようによってはもの凄く残酷。ミックスルームを出て、泣きながら通る選手や、うつむいたまま足早に通り過ぎる選手がたくさんいます。”明”と”暗”が見える場所です。大神選手は走って通りましたが多分泣いてました。渡嘉敷選手はうつむいたまま足早に通っていきました。 |
日本の課題と言われるリバウンド。試合前に中川文一HCは「リバウンド1本に絞る」とまでメディアに語っていましたが、リバウンド中国34・日本16と完膚なきまでにやられました。
結局は課題を克服できなかった訳です。
韓国はハ・ウンジュ選手以外それほど大きいという訳では無い、しかし予選リーグとこの翌日に行われた決勝で中国を相手に日本よりもずっとリバウンドを取れています。身長だけを理由にはできないはずです。
スポーツに”たら・れば”は禁物ですが、もし第1ピリオドにあれだけ離されなければ違う展開になっていたかもしれません。中国が一枚上手だったのは確かですが、あの第1ピリオドが悔やまれます。
中国76(21-8・17-13・22-21・16-20 )62日本
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2011FIBA ASIA CHAMPIONSHIP FOR WOMEN
SEMI FINAL CHINA vs. JAPAN