週刊プロレス 2024年 10/09号 No.2321 [雑誌]
¥590 (2024年10月5日 14:30 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)TOP–休部・廃部・現存しないバスケットボールチーム >福岡レッドファルコンズ
現在でこそレラカムイ北海道やリンク栃木ブレックスなどのオールプロ選手のチームが存在するが、それらに先駆けて設立されたプロバスケットボールチームだった。
(*レラカムイ北海道も経営難のために2011年1月19日消滅)
実業団チームのような母体企業が無く、スポンサー獲得も難航したため経営難に陥り1シーズン満たずに消滅。
自身の保険金で選手の給与を払おうとしたとみられる、社長の自殺未遂も起こってしまった。
2005年6月14日 森美恵子社長・後藤敏博ヘッドコーチらが福岡市内で結成会見し05-06シーズンスーパーリーグ参入を発表
2005年9月29日 後藤敏博ヘッドコーチが監督を退任しコーチとなることが28日までに判明した。
原田茂・大阪バスケットボール協会会長が新監督に就任。原田新監督は樟蔭東高校を率いて高校総体5回優勝、95年福岡ユニバーシアード日本女子代表監督を務めた。
2006年1月4・5日 選手への給料未払い遅配、経営難が盛んに報道される。
2006年1月19日 後半戦には参加せず、リーグ脱退しチームを解散することが正式に決定。
九州のチームがトップリーグで戦うのは八幡製鉄所バスケットボール部以来であり、九州のバスケットボールファンは喜んだ。
福岡レッドファルコンズ消滅後は九州を本拠地とするトップリーグのチームは無い。
九州のバスケットボール史に暗い影を落とすと共に、九州のファンには苦い思い出として心に刻まれている。
bjリーグ移籍の動き
福岡レッドファルコンズ・船田幸夫社長代行は、2006年1月20日「bjリーグ」への参戦を表明した。
「福岡にレッドファルコンズを残したい」代表船田幸夫氏が、2006年1月23日(月)にbjリーグ新規参入願いを提出し受領された。
しかし、結局bj移籍も実現することは無かった。
スーパーリーグ2005-06シーズン
リーグ前半戦全敗。
後半戦には参加せず解散
第81回天皇杯
チーム解散が決定的の中、1月2日~の2006天皇杯には出場した。
1月2日1回戦慶応大には勝利するも1月3日2回戦アイシン戦で敗退。
大学生相手の勝利が福岡レッドファルコンズ公式戦唯一の勝ち星となった。
レッドファルコンズに所属した選手
No. 氏 名 身長 出身校
3 根間 洋一 186 法政大
5 佐藤信長 170 明治大
6 小野 壮二郎 193 拓殖大
7 高原 純平 178 日本大
8 上山 博之 183 愛知学泉大
10 庄司 和広 (C) 191 拓殖大
11 川面 剛 175 流通科学大
13 城間 修平 189 日本大
15 堀田 剛司 196 日本体育大
25 竹田 謙 187 青山学院大
40 田中 健 188 ウィッティアーカレッジ
上記は天皇杯参加選手
他にピーター・コーネル
バスケットボールのJBLスーパーリーグ2005―2006に参戦予定の「福岡レッドファルコンズ」が14日、福岡市内でチーム結成記者会見を行い、根間洋一(ひろかず)、城間修平ら9人の入団を発表した。
根間は、1979年生まれ。186センチ83キロ。北谷高―法政大卒。ポジションはガードフォワード。元全日本ジュニア代表候補。02年から3シーズンは横浜ギガキャッツに所属。今回の入団に、「福岡ならびに日本のバスケットボールの発展に貢献したい。全力で頑張りたい」と話した。
城間は、1983年生まれ。189センチ88キロ。北中城高―日大卒。ポジションはフォワード。元全日本ジュニア代表。「新チームで、またルーキーとして何事も1年目なので、思い切りプレーしていきたい」と力強くコメントした。