審判の合図と伝達

審判はバイオレーションやファウルが起こると笛を吹き、起こった場所を指し示してから合図を行います。

バスケットボールルール コール

上に挙げる手はファウルの時はグー、バイオレーションの時はパーです。

バスケットボール ルール ファウルコールファウルの時はグー

ファウルの伝達

ファウルを宣した後は、テーブルオフィシャルにファウルを伝達します。「番号→ファウル種類→次に攻撃するバスケットを指し示す」の順で伝達します。

白チームの7番の選手がブロッキングのファウルをした場合は、例「(白)7番、ブロッキング、攻撃方向を指し示す」という具合です。

番号の伝達

テーブルオフィシャルにファウルを伝達する際にプレーヤーの番号を伝達しますが、この際特に大きな会場では声が通りにくい場合があります。もちろん大きな声で伝達するのが当然ですが同時にジェスチャーでも番号を伝達します。たとえ小さい会場でもジェスチャーも含めて番号を伝達します。

バスケットボール ルール 番号の伝達画像クリックでアニメーションを再生します。

審判の合図

バイオレーション

バスケットボール ルール 審判合図 3秒【3秒バイオレーション】

3本指で示す。

バスケットボール ルール 審判合図 5秒バイオレーション【5秒バイオレーション】

5本指で示す。

バスケットボール ルール 審判合図 8秒バイオレーション

【8秒バイオレーション】

8本指で示す。

【24秒バイオレーション】

人差し指で肩をトントンと叩く。

【トラベリング】

体の前方で腕をクルクル回す。

【ダブルドリブル】

体の前方で腕を交互に上下する。

【キッキング】

足・つま先を指差す。

【バックコート・バイオレーション】

フロントコートとバックコートを交互に指差す。

【ヘルド・ボール、ジャンプボール・シチュエーション】

親指を立てて両腕を挙げる。

【イリーガル・ドリブル】

手首を返す裏返す動作をする。

ファウル

【イリーガル・ユース・オブ・ハンズ】

手首あたりを切る・叩く動作をする。

【ホールディング】

手首あたりをつかむ動作をする。

【ブロッキング】

両手を腰に当てる動作をする。

【ダブルファウル】

上方で腕を交差させる。

【オフェンス・ファウル】

次に攻撃するバスケットをこぶしで指し示す。

【オフェンス・チャージング】

手のひらを拳で叩く動作をする。

【肘を使った、肘をぶつけたファウル】

肘を突き出す動作をする。

【プッシング】

両腕を前方に突き出す。

テクニカルファウル】

手のひらで”T”の字を作る

【アン・スポーツマン・ライク・ファウル】

上方で手首を握る

【ディスクオリファイングファウル】

拳を握り、両腕を挙げる。

その他の審判の合図

フリースロー3ショット

フリースロー2ショット

フリースロー1ショット

3ポイントシュートを打ったとき

3ポイントシュートが成功したとき

相手審判やテーブルオフィシャルと意思を伝達するとき

OK 了解の意味

親指を立てる。相手も同じ合図を返すこと。

24秒計をリセットするとき

人差し指を立て、上方で腕を廻す。

メンバーチェンジ

体の前方で腕をクロスさせる。

タイム・アウト

人差し指で”T”の字を作る

タイム・イン

ゲーム・クロックを動かし始めるときに、腕を降り降ろす。

ラスト・セコンド・プレイ

第4ピリオド又は延長ピリオド終了24秒前おそらく最後の1プレイであろうということで、トレイルオフィシャルは指を1本立てる。リードオフィシャルは確認したら同じ合図を返し、その後はプレーに専念する。もし気付かない場合は気付くまで繰り返す。

リードとトレイルが残り時間を自覚するために行うもの。