24秒ルール

ライブのボールをコントロールしているチームは24秒以内にシュートしなければなりません。

シュートがバスケットに入るか、ボールがリングに触れるとシュートが成功しなくても24秒計はリセットされ再度24秒がカウントされます。24秒以内にシュートできなかった場合は相手チームのスローインになります。

パスのボールが偶然リングに触れた場合でも24秒はリセットされます。

バスケットボール 24秒ルール

わかりやすく言うと、ディフェンスからオフェンスになったら24秒以内にシュートしなければいけないということ。

リングにボールが触れれば、シュートが成功してもしなくても24秒はリセット。

 

24秒の終わり近くにショットされた場合の処置

 

 

 

  シュート成功 シュート不成功
シュートしたボールが空中にある間に24秒のブザーが鳴った。 得点が認められ、相手チームのスローイン リングに触れれば24秒バイオレーションとはならず、そのままゲームを続ける。

※ショットされたボールがリングに触れなかった場合

24秒の終わり近くにショットされたボールがリングに触れなかった場合には、24秒ヴァイオレーションとなる。

相手チームのプレイヤーが明らかに直接コントロールすることができると審判が判断した場合は,ヴァイオレイションを宣さずにゲームをそのままつづけてもよい。

こんな時どうする?

24秒が継続される場合

防御側選手がボールをアウトオブバウンズにして、攻撃側にスローインが与えられる場合は24秒は継続です。残り・続きがカウントされます。(ディフェンスの頑張りを評価すると考えれば覚えやすいかも)

どちらもボールをコントロールしていない場合は?

ファンブル・ルーズボール等で、どちらのチームもボールをコントロールしていない場合でも24秒は継続されます。ですからルーズボール中に24秒ヴァイオレーションとなる場合もあります。

24秒オペレータ

基本的にリングにボールが触れればリセットと覚えておけば良いのですが、スローインされたボールがコート内のプレーヤーに触れずに直接リングに触れた場合は、24秒オペレーターはリセットしてはいけません。

ゲームはそのまま続けられ、コート内のプレーヤーがボールに触れてから24秒計を動かし始めます。(第17条②)

24秒オペレータの任務については、24秒オペレータを参照。

24秒計の操作を誤り24秒の合図が誤って鳴ってしまった場合はどうする?

その合図は無視され,プレイはそのままつづけます。
この場合24秒計はリセットされ、その時点からあらたに24秒が認められる。
ただし,24秒の合図が鳴ったためにボールをコントロールしているチームが著しく不利になると判断した場合は,審判はゲームを止め残り時間を訂正しボールをコントロールしていたチームのスローインで再開します。(第29条2.2)

 

審判

バスケットボール 24秒ルール人差し指で肩をトントンと叩くように上下に腕を動かす。

 

 

 24秒計をリセットするとき

人差し指を立て上方で腕を廻す。

 

出典・備考・ルール変更履歴
 

2010

第17条② スロー・インのとき,スロー・インされたボールがコート内のプレイヤーに触れる前にリングに触れた場合でも,24秒オペレイターは24秒計をリセットしてはならない.
ゲームは,そのままつづけられ,24秒計は,コート内のプレイヤーがボールに触れたときに動かし始められる.

第29条 24秒ルール (Twenty-four seconds)
29.1 24秒の制限
29.1.1 自チームのプレイヤーがコート内でライブのボールをコントロールしたチームは,24秒以内にショットをしなければならない.
このときの24秒は,次のときからかぞえ始められる.
(1) チームがボールをあらたにコントロールしたときは,自チームのプレイヤーがコート内でボールをコントロールしたとき
(2) スロー・インのときは,スロー・インされたボールがコート内のプレイヤーに触れたとき
24秒以内にショットをするということは,24秒の合図が鳴る前にシューターの手からボールが離れていること,
およびそのボールがバスケットに入るかリングに触れることをいう.
29.1.2 24秒の終わり近くにショットがなされ,そのボールが空中にある間に24秒の合図が鳴った場合は,次のように処置する.
(1) ボールがバスケットに入ったときは,ヴァイオレイションにはならず,得点が認められる.
ゲームは,通常のフィールド・ゴールのあとと同じ方法で再開される.
(2) ボールがリングに触れたときは,ボールがバスケットに入らなくてもヴァイオレイションにはならず,ゲームはそのままつづけられる.
(3) ボールがリングに触れなかったときは,24秒のヴァイオレイションとなる.
ただし,ボールがリングに触れなくても,リングに触れなかったそのボールを相手チームのプレイヤーが明らかに直接コントロールすることができると審判が判断した場合は,ヴァイオレイションを宣さずにゲームをそのままつづけてもよい.
ゴール・テンディングおよびインタフェアの規定は,24秒の合図が鳴ったあとでもすべて適用される.

 29.2.2 ボールがライブでゲーム・クロックが動いているときに24秒の合図が誤って鳴ってしまったときは,チーム・コントロールのあるなしにかかわらずその合図は無視され,プレイはそのままつづけられる.
この場合24秒計はリセットされ,その時点からあらたに24秒が認められる.
ただし,24秒の合図が鳴ったためにボールをコントロールしているチームが著しく不利になると判断した場合は,審判は,ゲームを止めてよい.このときは,24秒計の表示は審判がもっとも適正と思う残り時間に訂正し(原則として29.2.1 を適用する),ゲームは,審判がゲームを止めたときにボールがあったところにもっとも近い位置からボールをコントロールしていたチームのスロー・インで再開される.